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来年で15回を迎える自費出版文化賞では、例年の応募作品とは別に、東北地方で出版された自費出版の書籍などを広く募集し、数年後をめどに公開することになりました。東日本大震災は、まさに蓄積されてきた自然や文化など多くの事柄が一瞬に壊滅したといえます。東北各地の図書館、学校も多くの被害を受けていることはすでにご承知のとおりです。人々の熱い思いや素晴らしい自然の情景などを記録した書籍の多くも、姿を消していることでしょう。 こうした背景のもと、自費出版ネットワークでは、第15回日本自費出版文化賞の募集と同時に下記のとおり「東北の記憶と記録」の部門を設置し、数年にわたり、自費出版などを広く募集することとしました。 今回の東日本大震災で被災した地域の生活や自然・文化などをテーマとした既刊の自費出版物及び、被災の体験談や写真集などの被災記録を収集・保存・公開することで、被災地域のみならず全国民の今後の生活基盤作りに活用していただくことを目的とします。主たるテーマや題材が東北地域の文化・自然・社会生活・被災の記録であれば、応募者の現住所、国籍などは一切問いません。 「記録」の種類は個人史、ドキュメント、小説、短詩系文学、絵画、写真など種類は問いませんが「自費出版物」として公開可能な体裁が必要です。簡易製本でもかまいません。また過去に自費出版文化賞に応募された作品の再応募もできます。 応募期間は通常自費出版文化賞の募集期間に準じますが、この部門は独自の応募方法、展示活動を予定しています。また業界で準備している「自費出版デジタル」サイトと連動することも検討中です。 募集期間は第20回自費出版文化賞の募集期間までとし、震災後の記録も含みます。 作品の優劣を求めるものではなく、震災前の東北の記録をより多く収集・公開・保存することを主眼としています。 応募要項は「第15回日本自費出版文化賞」に同封されています。「東北の記憶と記録」の応募は無料ですが、送料はご負担ください。
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