書名: |
緑陰抄 |
著(訳)者: |
佐々木潤平 |
発行社(者): |
国書刊行会 |
印刷所名: |
信濃印刷株式会社 |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
97 |
発行年月: |
1997(平成9)年09月30日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1000円 |
<内容紹介>
元新聞記者の、自伝的小説です。
語り手である記者は、自分が編集を担当したある連載企画の、外部筆者との、交流の軌跡を回想します。彼は身近な里山を舞台に、そこに息づく草木や昆虫などを専門に撮る写真家でした。3ヶ月の連載を終えて程なく、彼は他界してしまいます。死の床で、写真家は記者に、幼い日、里山で体験した、不思議な体験を語ります。ひっそりと生きている、草木や虫の世界に、写真家が生涯をかけた理由が一編のファンタジーのような想い出と共に明かされるとき........
戦争文学の金字塔「ガラスのうさぎ」の筆者 高木敏子さんの解説、あとがき全文を掲載。