書名: |
山は心の支えだった |
著(訳)者: |
中村晃忠 |
発行社(者): |
サイエンティスト社 |
印刷所名: |
シナノ印刷株式会社 |
サイズ: |
B5 |
ページ数: |
134 |
発行年月: |
2019(令和1)年07月26日 |
分類: |
(04) 文芸=エッセイ部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1500円 |
<内容紹介>
今年、僕は数えで傘寿になった。世の中には、年齢などに関係なく若々しく情熱的に活躍している方々がおられるけれど、大方は、衰えを感じながら毎日をなんとか過ごしているはずである。迷っている、あがいている、と云ってもいい。僕のそんな状態になんとか区切りをつけたいという思いで、これまでにあちこちに書いた文章をまとめたのが本書である。多くは山登りに関するものだが、なかには、大げさにいえばその時代の社会を切り取っていたものもあるし、年寄りの身辺記もあって、まるで一貫性がない。でも、通してみれば、なんとなく僕の来し方、行く末がみえているようである。思い切って出版してよかった、と思うのである。