Book No.13059
書名: 天佑神助
著(訳)者: 大野喜代治
発行社(者): 東京図書出版
印刷所名: 株式会社ブレイン
サイズ: 四六判
ページ数: 230
発行年月: 2022(令和4)年12月12日
分類: (03) 文芸=小説部門
定価(本体): 定価(本体)1300円
<内容紹介>
5篇から成る中短篇小説集。「虚構の家」:小学生の家庭教師が夏休みに海の家に招待され、奥方の道ならぬ恋を垣間見る。相手は夫の部下で、夫自らが取り持っている様子に吃驚させられる。「太陽の翳り」:社会福祉事務所新規採用女子職員の明るいが翳のある先輩への愛とその破綻。「今日は、マリアちゃん」:飼い犬が死後の世界から飼い主に挨拶に来、黄泉の国では誰もいじめはしないが、褒めてもくれない退屈なところだと訴える。「天佑神助」:ドバイ・ロンドン・パリ・ミュンヘン紀行。旅行中それまでの人生経験、苦悩、神の加護などを回顧。また婿が熱中症でパリ病院に3日間入院したり、ミュンヘン出発の直前ウクライナ上空でマレーシア航空MH17便が撃墜されたりする。「永遠の黄昏」:そろそろ終活を始めねばなるまいと考えていた後期高齢者が婿からクローン病の告白をされ衝撃を受ける。若し彼が夭逝した場合、孫息子2人の父親代りをせねばなるまい・・・

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