Book No.10278
書名: 緑十字機決死の飛行
著(訳)者: 岡部英一
発行社(者): 静岡新聞社
印刷所名: 藤原印刷株式会社
サイズ: 四六判
ページ数: 432
発行年月: 2017(平成29)年06月01日
分類: (01)地域文化部門
定価(本体): 定価(本体)2300円
<内容紹介>
終戦直後、マッカーサーの降伏軍使派遣命令により、軍使を乗せて沖縄まで飛行した「緑十字機」の、史実を掘り起こしたノンフィクション作品。
昭和20年8月、玉音放送で太平洋戦争は終結した。しかし、実際には玉音放送以降も終戦に納得できない陸海軍兵士が反乱を起こし、国家存亡の危機が続いていた。
この危機から日本を救うため、沖縄に向かった降伏軍使は、マニラでの会議を終え、急ぎ夜間飛行で木更津へ向かう。
一刻も早く連合国の本土進駐日程を伝え、軍の反乱を鎮圧しなければ遅延工作として攻撃が再開され、結果として、ソ連軍に北海道が占領される危険があった。しかし、緑十字機は8月20日深夜磐田市の鮫島海岸に緊急不時着をしてしまう。
平成18年6月に、海岸に機体の残骸が打ち上げられ、忘れ去られていた史実の封印が解かれた。
戦後70余年語られることがなかった、真の平和に至る記録。

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