書名: |
一五〇年前のIT革命-岩倉使節団のニューメディア体験- |
著(訳)者: |
松田裕之 |
発行社(者): |
鳥影社 |
印刷所名: |
シナノ印刷 |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
246 |
発行年月: |
2018(平成30)年11月27日 |
分類: |
(06)研究・評論部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1550円 |
<内容紹介>
いま日本の技術発展の源流を探れば、海外にあることも多い。近世には長崎出島のオランダ商館の窓から西洋文明の一端をかいまみ、開国以降は欧米諸国で起こったイノベーションの摂取に狂奔していく。本書では、このような外来技術の受容・移植にむけた歩みのなかから、明治維新を契機とする近代化に重要な役割を果たした情報通信技術(Information-Communication Technology:ICT)をあつかう。そして、近代化の過程で日本が外来の科学技術のエッセンスを吸収し、みずからのものとした流儀や作法を、岩倉使節団の公式記録『米欧回覧実記』をつうじて、その推進主体たる為政者の視界から読み解いていく。