書名: |
唐人お吉の真実〜まんが安直楼始末記 |
著(訳)者: |
杉本武+荒木浩之 |
発行社(者): |
有限会社長倉書店 |
印刷所名: |
三昇堂印刷株式会社 |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
130 |
発行年月: |
2018(平成30)年03月27日 |
分類: |
(01)地域文化部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1388円 |
<内容紹介>
幕末、開港地となった伊豆下田に来日した初代米国領事ハリスは慣れない生活の中で病に倒れる。看病に行かされた芸者のお吉は、外国人に肌を許したと蔑まれ、自ら命を絶つことに…。
開国の悲劇として戦前大ヒットした「唐人お吉」の物語は、今なお下田で語り継がれているが、モデルとなった実在の女性、斎藤きちは本当はどのような女性だったのか?
そして、下田の人たちは本当にお吉を差別によって死に追いやってしまったのか?
これまで掘り下げた研究が行われて来なかった「唐人お吉」の真相について徹底検証。お吉が石つぶてを受けた経緯を漫画により再現ドラマ化したのが本作です。
下田の先人たちが決して一人の女性をいじめたわけではないことを地元の子供たちに知ってもらうため、本作は下田市教育委員会を通して下田市内の小中学校へ寄贈されています。