書名: |
こころはなぜ生まれなぜ変わるのか |
著(訳)者: |
劔 邦夫 |
発行社(者): |
風詠社 |
印刷所名: |
シナノ印刷KK |
サイズ: |
B5 |
ページ数: |
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発行年月: |
2018(平成30)年月 |
分類: |
(06)研究・評論部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1200円 |
<内容紹介>
私は医学部生化学にいた頃、酵母のエネルギー代謝リズムの研究をして、その重要性に気がつきました。定年後は高等生物でのエネルギー代謝に関心を持ち、書籍、文献で勉強し、その結果を自費出版してきました。この本では、特殊な臓器である脳で、エネルギー代謝が心の形成に重要な機能をしていることを書いています。1)大脳新皮質に見つかっているデフォルトモード回路(DMN、雑念回路)が、そのエネルギー代謝の機構から考えて「知、情、意」を司る心の中心にあること。2)DMN回路が体内のいろいろな臓器と神経回路でつながり大きな「心回路」を形成していること。3)心回路は意識の高さなどに応じて階層的に反応すること。4)ストレスや発達障害によって心回路が障害を受けること。5)脳でのエネルギーの流れが、体外の量子(電子)エネルギーにも影響して意識が拡大している可能性があること、などについて記述しました。