書名: |
戦国近江伝 長比 浅井長政か織田信長か |
著(訳)者: |
山東 圭八 |
発行社(者): |
サンライズ出版 |
印刷所名: |
シナノパブリッシングプレス |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
394 |
発行年月: |
2022(令和4)年09月10日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)2200円 |
<内容紹介>
織田信長の尾張統一が差し迫る頃、北近江と美濃の国境を背にして遠藤喜右衛門と竹中半兵衛は、お市の輿入れを巡って互いに知謀を巡らせていた。半兵衛は喜右衛門に言う。お市が輿入れする道を「私が当ててみよう。そして姫の身柄を預かる」と。密かに尾張を出発したお市は、美濃から近江の国境にある長比山に登る山道を選ぶ。そして、そこに夕陽を浴びる男の影が近づいてきた…。喜右衛門と半兵衛、二人の知将が競い合う先には、浅井「長」政と織田信「長」という、相容れない二人の戦国大名がいた。天道は、そのどちらの「長」を照らすのか。小谷落城450年を経て、最新の歴史研究と近江の伝承から浮き彫りにされる真実の歴史小説。