書名: |
新川家の歴史 |
著(訳)者: |
佐藤 建三 |
発行社(者): |
佐藤建三 |
印刷所名: |
川口印刷工業株式会社 |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
164 |
発行年月: |
2018(平成30)年10月01日 |
分類: |
(01)地域文化部門 |
定価(本体): |
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<内容紹介>
新川家とは筆者の実家の屋号である。岩手県花巻市で代々肝煎を務めており、言い伝えや古文書が残されている。
802年蝦夷征討で坂上田村麻呂が残した手形石と縁組桜。目の前に流れる北上川の変流工事の書き留め。飢饉の折助けを求めて訪れた母子の悲話と天保八年と刻まれた阿弥陀如来像。百姓一揆の頻発したこの地で藩と百姓との間に立ち窮状を訴えた文書。これらを南部藩に残る記録と照らし合わせ検証した。
言い伝えは正史には残されない民衆の側の記憶である。その土地に染み込む声なき声として守り伝えていきたい。