書名: |
そしてこの心地よい風に吹かれ続けて |
著(訳)者: |
唯冬 和比郎 |
発行社(者): |
株式会社文芸社 |
印刷所名: |
株式会社暁印刷 |
サイズ: |
文庫判 |
ページ数: |
200 |
発行年月: |
2023(令和5)年10月15日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)600円 |
<内容紹介>
僕はこの12年、娘の誕生日と命日に欠かさず墓参りをしている。妻であった彩香もまた此処を訪れていることには気づいていた──。社内で出会い、順当な付き合いを経て結婚した僕ら。やがて娘が生まれ、幸せな日々が続いていくものと思われたのもつかの間、二人は愛娘を事故で喪ってしまう。すると彩香と義父は僕を遠ざけようと画策し……。家族の崩壊とその再生を描いた静かな愛の物語。