書名: |
明治維新を範とした朝鮮の政変—日本 中国と渉りあった金玉均ら志士達 |
著(訳)者: |
上野慎一郎 |
発行社(者): |
22世紀アート |
印刷所名: |
Amazon POD |
サイズ: |
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ページ数: |
259 |
発行年月: |
2023(令和5)年03月 |
分類: |
(01)地域文化部門 |
定価(本体): |
非売品 |
<内容紹介>
―歴史は繰り返す。日韓関係がその轍を踏まないために―朝鮮・李朝末期に金玉均や朴泳孝、徐載弼ら青年貴族が起こした「甲申政変」は、朝鮮政治史のうえにおいても、その後の日本と清・朝鮮の関係においても大きな意味を持つ政変だった。しかし日本の支援を受けて権力の中枢から親清派を一掃し政権を樹立しながら、僅か3日で終わったこの政変には未だに不可解な謎が多い。李朝政府を改革する志を抱いて明治維新を範に開化政策を推し進めようとした彼らは、能力も教養もあったにもかかわらず何故この杜撰な計画を実行したのか。主導的人物である金玉均の手記である『甲申日録』をはじめ様々な史料をもとに、「上からのブルジョア革命」とも揶揄されるこの政変の実像に迫った歴史ノンフィクション。