書名: |
かたつぶり |
著(訳)者: |
夏目たかし |
発行社(者): |
角川文化振興財団 |
印刷所名: |
中央精版印刷株式会社 |
サイズ: |
B6 |
ページ数: |
213 |
発行年月: |
2023(令和5)年11月30日 |
分類: |
(05) 文芸=詩歌部門 |
定価(本体): |
定価(本体)2700円 |
<内容紹介>
故郷に一人で住む母との共通の話題にもなるかと、また趣味の無い自分の老後にも役立つかと思い、母がやっていた俳句をぼつぼつ始めたのが五十歳を過ぎてからでした。下手なりにある程度の数が集まったので、句集を出して母に見せようとずっと思ってはいたのですが、この程度では恥ずかしいなどと考えている内に時間が経ってしまいました。三年前に母の具合が芳しくなくなり、それから慌てて句集の準備にかかりました。角川書店から自費出版で第一句集「かたつぶり」を上梓したときには母はもう目を通せる状態ではなく、とても無念でした。拙い句集ですが、母のこと、家族のこと、仕事のこと、故郷のことなどを合計360句納めました。好きなカタツムリを詠んだ句が多く、それでタイトルは「かたつぶり」としました。