| 書名: |
短編小説集 丘野辺に孤影を曳く |
| 著(訳)者: |
井口 文彦 |
| 発行社(者): |
スターダスト出版 |
| 印刷所名: |
(株)あど印刷工房 |
| サイズ: |
A5 |
| ページ数: |
213 |
| 発行年月: |
2024(令和6)年10月07日 |
| 分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
| 定価(本体): |
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<内容紹介>
若いころ、山形孜、江尻修誠、湯口逸夫といった詩人たちと、「無明」という同人誌を出していました。私は、そこに現代詩と小説を発表していました。そのうちそれが終刊しますと、個人誌や他の幾多の雑誌に、詩と並行して、美術評論やエッセイを書いてきました。
「文学を知らずして人生は語れる。人生を知らずして文学を語るなかれ」を座右に、何よりも、よく生きることを心がけて来ました。
生来の虚弱体質の身に馬齢を重ね、書き溜めていた小説をここに少し集めてみました。子孫や後輩への贈り物のつもりで・・・。
さて、受け取ってもらえるかどうか不安ですが、おおよそ世俗の煩わしさを眼下に置いて来て、丘野辺に今日も孤影を曳く老人の後姿が見えたとしたら幸いです。