Book No.15466
書名: 白黒写真でたどるソウル旅ーある引き揚げ家族の日韓100年史ー
著(訳)者: 伊東 雅之
発行社(者): 溪水社
印刷所名: オンデマンド
サイズ: A5
ページ数: 202
発行年月: 2025(令和7)年12月20日
分類: (02)個人誌部門
定価(本体):
<内容紹介>
著者の祖父は、日韓併合期の1919年、広島から現在の韓国・ソウルに渡り、そこで家族を持ち1945年の終戦で日本に戻った「引き揚げ者」である。
本書は、引き揚げの際に持ち帰った白黒写真206枚のうち、撮影場所が判明した58枚を基に、当時の朝鮮社会を「探訪」するスタイルで綴っている。
写真は1920〜30年代の街角や行楽地、山河などの風景のほか、平時から戦時へと向かう時代の変化も切り取っている。撮影場所の解説とともに、著者の父親や伯母ら当時を知る人たちの話を交え、この時代の日本人住民の暮らしにも焦点を当てている。
また著者は、白黒写真のアングルの「今」にも興味を持ち、それぞれの撮影場所を訪問。1世紀近く経った風景もカラー写真で紹介し、時の流れも記録している。

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