書名: |
筑紫菓匠五十二萬石如水庵 (創業420年の軌跡) |
著(訳)者: |
荻野忠行 |
発行社(者): |
梓書院 |
印刷所名: |
青雲印刷 |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
256 |
発行年月: |
2007(平成19)年08月29日 |
分類: |
(01)地域文化部門 |
定価(本体): |
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<内容紹介>
博多駅前1丁目に本社がある和菓子屋「52萬石如水庵」の前身栄松堂及びその前身などから天正15年創業と伝えられる歴史を辿ろうとする社長森恍次郎氏を監修としている。さらに博多南部の農村地帯・承天寺・謝国明・大楠様といった歴史をたどる。副社長純子氏の旧姓三宅家系譜では播磨の赤松一族の得平家のながれであることにもふれる。菓子の祖は垂仁天皇の時の田道間守の橘と伝承にあるがこれは木の実・果物を意味し、だとすれば縄文期も考えられ、神武天皇条に「水無飴」が書かれており、水飴を考えれば米が発芽するする時澱粉から糖に変化したことを知ったとすれば板付遺跡など弥生期も考えられる。和菓子と日本伝統文化について考える。