書名: |
ぼくの鈍行昭和史 |
著(訳)者: |
柘植 豊 |
発行社(者): |
デナリパブリッシング株式会社 |
印刷所名: |
大日本印刷株式会社 |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
292 |
発行年月: |
2012(平成24)年09月14日 |
分類: |
(04) 文芸=エッセイ部門 |
定価(本体): |
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<内容紹介>
著者は東京都在住、昭和4年生まれ。
本書は、昭和という激動の時代を生きぬいてきた自らの体験と、その中で翻弄される一個の人生を主題とした自伝的エッセイ集。ポリオに罹った自らの生い立ちから、戦前の東京下町の光景、やがて聞こえてくる軍靴の響き、そして太平洋戦争、敗戦、戦後までが、体験者ならではの筆致で描かれている。なかでも、東京下町を壊滅させた昭和20年3月11日の「東京大空襲」の体験は凄まじく、風化させてはならない記録として、また戦争への強烈なアンチテーゼとして記述されている。表紙と本文中に、著者の趣味である自作絵画を掲載した。