書名: |
シベリヤ抑留 こぼれ話 |
著(訳)者: |
永田 潔 |
発行社(者): |
花田 裕正 |
印刷所名: |
株式会社玉島活版所 |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
262 |
発行年月: |
2013(平成25)年08月20日 |
分類: |
(04) 文芸=エッセイ部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1800円 |
<内容紹介>
本書は11年間シベリアに抑留された筆者が退職後、ボランティア活動として視覚障害者の方々に体験を語るために書かれた覚え書きが元である。 高校の同窓会でたまたま同席した戦後生まれの後輩たちが、90歳になろうとしてなお矍鑠とした筆者の人物に惚れ、書籍化を発案。元原稿のリライト、挿絵作成(筆者同様にシベリア抑留体験を持つ画家をネットで探し出す)、編集を行う。 独自の視点で淡々と語られるシベリア抑留談は、風化させてはいけない戦争体験としてもちろん一読に値するが、出版にいたる世代を越えた交流の物語が別にあり、「あとがき」まで隈無く目を通して欲しい。