書名: |
有紀子 |
著(訳)者: |
佐藤菜穂子 |
発行社(者): |
株式会社 角川学芸出版 |
印刷所名: |
株式会社 フクイン |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
266 |
発行年月: |
2013(平成25)年04月25日 |
分類: |
(02)個人誌部門 |
定価(本体): |
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<内容紹介>
私には,かけがえのない大切な娘がいました。「有紀子」という,素直で,明るく,優しく,誠実で,それでいて,寂しがり屋で,恥ずかしがり屋の,一人娘でした。有紀子は,19年間というあまりにも短い時を,私たちとともに生きただけで,私たちを置いて,たった一人きりで,逝ってしまいました。 けれど,有紀子は,今も私の中にいて,私と一緒に生きています。 有紀子と過ごした日々や有紀子との思い出,有紀子が好きだったこと,一生懸命やってきたこと,有紀子の表現してきたこと,頑張ってきたこと,話したことを,文章というかたちにして書き残すことで,有紀子が19年間という日々を,本当に精いっぱい,誠実に生き抜いたことを,有紀子が,私たちとともに生きた証を,この世に残したいと思ったのです。