| 書名: |
俳句わくわく51 |
| 著(訳)者: |
西田拓郎 |
| 発行社(者): |
岐阜新聞社 |
| 印刷所名: |
岐阜新聞出版局 |
| サイズ: |
B6 |
| ページ数: |
111 |
| 発行年月: |
2018(平成30)年03月10日 |
| 分類: |
(06)研究・評論部門 |
| 定価(本体): |
定価(本体)1400円 |
<内容紹介>
俳句はもと俳諧の連歌の発句であった。俳諧には「おかしみ」「戯れ和する」などの意味がある。
俳句の源流には俳諧の精神があるのだ。
しかし、年を経れば俳句にも堅苦しい決まりごとの蓄積が生まれ、その垣根が高くなる。
それを低くし、俳句を楽しむ世界に子供を招き入れて、かつ、低俗に落ちない俳句指導の姿が本書に溢れている。
所収の俳句は、授業や授業外の学校生活、地域や家庭での生活に及ぶあらゆる場面に俳句に遊ぶ場を見出し、それを俳句学習の場として生かしている。
ここに場による俳句指導がある。俳句の決まりごとが覚えるべき知識としてではなく、実作の場の必要に応じるアドバイスとして組み込まれている。
だから無理がない。だから俳句の決まりごとが俳句への参加を阻む垣根になっていない。
本書は岐阜新聞紙上の51回にわたる連載をまとめたものであり、本書の編著者は、俳句教育への貢献が評価されて第47回博報児童教育賞を受賞している。