書名: |
安徳帝因幡古跡実記 |
著(訳)者: |
東 慈性 |
発行社(者): |
安徳天皇古跡研究会 |
印刷所名: |
東洋企画(株) |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
308 |
発行年月: |
1995年10月10日 |
分類: |
(01)地域文化部門 |
定価(本体): |
定価(本体)8500円 |
<内容紹介>
第8代安徳天皇は壇ノ浦合戦で入水崩御なされたとする平家物語の記述に反し、この戦乱を脱出し落ちのびられたとする伝承地が各地に残っています。この伝承地として『岡益の石堂』(鳥取県岩美郡国府町岡益)や『鞠ケ奈呂陵墓』(高知県)は宮内庁から指定された安徳天皇墓陵参考地であり、長崎県の対馬、鹿児島県の硫黄島にもあります。<br>当家に伝蔵する『安徳天皇因幡古跡実記』には「岡益の石堂に第8代安徳天皇の御尊骸を納め奉ってある」と記述する稀なる資料です。本書はこの原文を陰影に付し、読み下しにして解説文(現地調査)を加えました。安徳天皇ご生存の原文資料は他に発見されておらず、本書が進出資料となります。<br>安徳天皇の研究はすべてこれからです。